いまSNSなどで話題になっています「アマビエ」(あまびえ)。 話は時代をさかのぼること、江戸時代の末期、肥後の国(今の熊本県)に現れたという。この話が 絵付きの瓦版 に取り上げられ、遠く江戸にまで伝えられた。弘化3年(1846年)に、毎夜、海中に光る物体が出没するため、役人が出向いていくと、姿を現した。姿形には記述はなかったが、挿図が添えられていたという。 「私は海中に住む〝アマビエ〟と申す。当年より6年間は諸国で豊作が続くが、疫病も流行る。私の姿を写して人に見せると、病から逃れることができるから写して人々に見せなさい」と告げ、海の中へと帰っていったという。
そして今、3月上旬ごろからツイッター上でアマビエの絵が増え始め、イラストレーターが絵を描いたり、工作でつくったり、お菓子なども売っているそうです。
また、アマビエに続いて、「ヨゲンノトリ」がネット上で話題になっているそうです。 山梨県立博物館の学芸員がアマビエと似たようなものがないか、所蔵品を調べて見つけ、ツイッターで発信したそうです。 江戸時代末期にコレラ流行を予言したといわれる「ヨゲンノトリ」は、カラスのような黒い鳥だが、二つの頭があり、一つは白色で、「私の姿を朝夕に拝めば、難を逃れることができる」と語ったとの事。
こちらも、「今日から拝みます」「朝夕拝んでいます」という反響があったり、絵を描いて拝んだり、工作や編み物をしてつくったものを投稿しているそうです。
どうぞ皆さんも、チャレンジしてみませんか。 不安が少しでも和らぐよう、早い収束を願って・・